高出力LED光照射器

歯医者さんにかかった経験のある方なら「白い詰め物をしましょう」とか「削って詰めましょう」と言われて虫歯を治したことがあると思います。
詰めた材料をコンポジットレジンと呼び、この名前からレジン充填と言われています。
この時、何かを口の中に差し入れられて青い光を当てられた記憶もあると思います。
この青い光を発生させる機械が光照射器で、この光が白い詰め物を固めてくれるのです。

つい先日、当医院の二代目の照射器の寿命が尽き三代目の高出力LED光照射器に交代しました。
最新鋭のこの機械、名前の通り光源がハロゲンからLEDに変わりランプ寿命が大幅アップすると同時に、出力も上がり照射する時間が5秒から3秒へと短縮されました。
初代の機械は、固めるのに必要な時間が30秒だったことと比較したら著しい高性能化をしたものです。
さらにもう一つの特徴として照射部の形態です。現在でも多くの照射器は筒状のガラス製で破損し易かったのですが、三代目になってガラス部分がほとんど無くなり、落としても割れ難いため結果として経済的で耐久性に優れるものとなりました。

最後に、写真にあるように電気コードとビニール製のカバーを見ることができますが、最近流行りのコードレスは選択しませんでした。
コードレスタイプは便利ですが、いざ使おうとした時に電池切れで使えないなんてこともあり、医療用機械なので“使おうとしたら使えませんでした”は通用しないことからこちらを選択しました。
ビニールカバーについてはスリーブといって光源部分を大きく被せるものです。
これはさまざまな患者さんの口の中で直接光を当てなければならないにも関わらず、滅菌困難な機械なので、清潔を保ち感染予防のためにしているものです。
決して機械が汚れるのを嫌がってしているわけではないことを知っていてください。

当院ではこのスリーブといって感染予防のための材料を何種類も用意してこの他、レントゲンや口腔内カメラなどにも応用しています。
このスリーブについては次回に続けましょう。

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