連日猛烈な暑さが続いていますが、体調管理に十分注意をお願いします。
ところで、ある歯科雑誌に目を通していたら気になる記事を見つけました。
消費者庁が開いた「消費者委員会第一回特定商取引法専門委員会」で歯科診療が特定商取引法の対象になる可能性が出てきたとありました。
特定商取引法は訪問販売や通信販売などの取引を規定した法律です。
もしこの法律が適用されるとなれば、インプラント治療、矯正治療やセラミック歯などが対象になろうと記されていましたが「ちょっと待った!」どころか「なんじゃ!そりゃ!!」です。
これが現実になると、もはや歯科治療を医療と呼べず我々は歯科販売業と化してしまいます。
「クーリングオフが出来ますから安心です。」とか各家庭を一軒一軒訪問して「インプラントはいかがでしょう?」なんて行為や、電話で「矯正治療はいかがでしょう?白い歯はどうでしょう?クーリングオフ制度もあるので安心です。」なんてことがリアルな世界になってしまうのでしょうか?
現在医療費の高騰をなんとか抑えようといろいろ画策されていることも一因でしょうか?
また、以前のブログで危惧した歯科医師会の不正献金に対する罰則かもしれません。
近年歯科では、新たな保険算定要件や保険治療を実際に臨床応用しようとすれば、必ず厚生労働省に届け出を出さなければならない医科には無い縛りが存在し差別されています。
この国はもはや歯科の保険治療には興味を無くし、ほぼ放置しているのが現状で、歯科治療を訪問販売や通信販売と同様に扱おうとしているとしか思えなくなってきました。
今後は職業を聞かれたら「歯科販売業を営んでいます。」と答えようかと思う記事を読んでガッカリでした。

