今回はどこまで綴ったら良いのかわからない、というか「ああ、あの製品!」なんて頭に浮かんでしまうものがあって深入りできない話題です。
医療を扱った刊行物の特集が目に留まりました。
そこには、科学的根拠がないにもかかわらず、あたかも科学的に正しいと見せかける「ニセ科学」「疑似科学」が世の中にあふれている!といった前文から始まっていました。
確か、このブログでも“・・・と言われている”や“・・・とされる”といった文章は科学的根拠に乏しく「似非科学」であるから要注意ですよ!と綴った覚えがあります。(私もこの表現は便利でよく使っているので批判できません)
テレビなどでは「個人の感想であり・・・」といったテロップや「効果を保証するものではありません!」などの表示をよく見かけます。
この表示を見ただけでエビデンスに乏しく、要注意なのですが、内容的には「もしかしたら私にはピッタリかもしれない!」と思わせるものばかりです。
同様にこの刊行物にもサプリメントをはじめ、医療、週刊誌、医療情報サイト等々、事細かに“ニセ科学”が解説してありとてもすべてを紹介できないし、それこそ「ああ~、あの品物!」とか「ああ~、アレね!」と想像できるものばかりです。
「がんもどき」理論による、がん放置療法など命にかかわるニセ科学についてのコメントも見つけることができ、様々な例が採り上げられていました。
項目が多岐にわたるので、今回は私がデンタルショーに参加した折、サプリメントを販売している業者に質問したときのことを綴ってみましょう。
ヒアルロン酸やコンドロイチンのサプリメントやドリンク剤を服用すると若返るとか健康増進になるといった効能を謳って勧められた時でした。
「これって、基本タンパク質だから経口で内服してもアミノ酸に分解されるだけだから、栄養にはなってもあなた達が謳っている効能は無いのではないでしょうか?」とこんな質問をしてみました。
すると「確かにおっしゃる通りなのですが、ほんの僅かはそのまま取り込まれるのです!」と答えが返ってきました。
そこで「うそばっかり~、そんなことがあるとは思えないけど~」とやり取りしたことがありました。
このような指摘をしてしまうと業者もそれ以上食い下がるようなことは無くなってしまいます。
さらにもう一つ、昨日ファックスのインクフィルムを購入しに家電量販店を訪れ見回していた時、「顔やせ」する器具が安売りされているのを見つけました。
「一日一分間使うだけでほうれい線もすっきり」なんてことが効能として表示されていたものの、ほうれい線は運動でどうにかなるようなものでもないでしょう?と思うのと同時に、顔の表情筋はとっても薄く小さな筋肉だから少し運動しただけで顔のかたちが変わるなんてことは無いと思うけどな?と・・・
少なくとも、この世の中には「ウソだ~」とか「本当?」と感じることが溢れていることは間違いありません。

