こしあぶら

春から初夏にかけてのこの時期は一年で最も過ごし易く爽やかな季節ではないでしょうか?
天気も良いし「さて、今日も射撃だ!」と射撃場に出掛けました。

お一人様で顔を出しても必ず知り合いがいるものです。
その日も、しばしば遠征射撃に出かける射友と一緒になり、「あれ、今日は一人なんですか?」と声をかけました。

すると「午前中、山の中で師匠と一緒に山菜を獲ってたんですよ!」との返答、その後、一旦家に帰り、射撃のため出直したので、その射友もお一人様での登場となったようです。

「“こしあぶら”って知ってます?」と聞かれ、
「こしあぶら?聞いたこともありませんが、一体何なんです?」と答えたところ、止めてあった車から何やら持って再び登場しました。

「これなんですけど、とっても珍しい山菜です」と見せてくれました。
「“たらの芽”のような山菜ですが、天ぷらにしたら最高に美味しいですよ!」「よろしかったらどうぞ」と、
このとても美味しいとされる素材を頂きました。

こちらが頂いた“こしあぶら”の写真です。

詳しく聞いてみると、
1)茨城県でも北部の寒冷な気候でないと自生しない樹木であること。
2)栽培がとても難しく、小さな苗を植えてもすぐに枯れてしまうこと。
3)新芽なので旬は1週間ほどしかないこと。
4)たらの芽よりも美味しく、天ぷらや、お浸しで食べられていること。
5)樹高があると新芽をゲットするのが大変であること。
6)群生しないため、新芽を求めて山の急な斜面を登ったりで、まるで登山のような苦労をすることがある。
以上、とても貴重で、手に入れることが困難なことが良くわかりました。

何はともあれ、射撃と射撃談義を堪能した後、頂いた“こしあぶら”を手に自宅に帰りました。

帰宅後、妻に今日の出来事を伝えるとやはり
「こしあぶら?聞いたことない!」と、茨城で生まれながらも知らないとのことでした。
さては、早速料理の準備です。

ネットを立ち上げ、天ぷらの作り方を検索
「なるほど、天ぷら粉は少し薄めにし、油の温度も低めにしてカラッと揚げるのがコツなのね!」と山菜の天ぷらを予習してから料理開始です。(私も少しは料理ができるのです)
「できたぞ!」と写真にあるように完成です。

そして食べてみました!
一言でいうと
「美味しい!」
「絶品!」
「サクサクで幾らでも食べられる!」と、こんな感想です。

確かにタラの芽のような姿形をしているものの、口の中に入れても全くエグ味が無く“タラの芽なんか!”と言いたくなるような美味しさでした。

ここからは、余談です。
愛犬のブーちゃんと河川敷を散歩するのですが、タラの芽に似た樹木がそこかしこに自生しています。

「これは何の樹なんだろうな?」と思いながら散歩していましたが、検索してみたところ“カラスざんしょう”という植物らしいことが判明しました。
やはり新芽は天ぷらにすれば食べられると書いてありましたが、あまり美味しくは無いようです。

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