日本糖尿病協会歯科医師登録医などという”如何にも”といった肩書を持っていることはご存知だと思います。
協会が発行する月刊誌が毎月送られてくるのですが、今月号の中にとても興味深い文章を見つけたのでお知らせしておこうと思い立ちました。
できればそのまま引用したいのですが、著作権とかいろいろありそうなので掻い摘んで解説してみます。
それは、平安時代に生きた歴史上のビッグネーム藤原道長という公卿様のお話です。
”この世をば わが世とぞ思う望月の 欠けたることもなしと思へば”
誰もが聞いたことのある、この有名な歌を詠んだ人物は日本の歴史上最古の糖尿病患者であるということです。
1000年も前に書かれた書物が現存していることも驚きですが、書物の記述から病気についても推定できることも凄いの一言です。
それによると、平安時代の貴族である公卿たちは、米はもちろん肉や乳製品も摂り豊かな食生活をしていたようです。また、仕事といえばもっぱら人事に関することが多く、しかも真夜中まで議論をすることもしばしばであったようです。
物事の円満解決のため、宴席も度々開かれお酒の量も相当なものになり、貴族の生活は精神的にも肉体的にもハードであったそうです。
そして、移動はというと牛車や馬車が使われて運動不足も甚だしかったようです。
現代でもこんな生活をしていれば病気になるのは当たり前で、記録によれば糖尿病の特徴である口渇、多飲といった当時”飲水病”呼ばれた症状を訴えていたようです。
年と共に、神経系の症状も発症し、さらに病状が悪化してくると視力障害も併発し、亡くなる前は背中に大きな腫れものが出来て、これが原因による感染症で意識障害を起こし亡くなったと記されているそうです。
平安時代と言えば今から1000年も前の時代です。しかも藤原道長の家系には糖尿病を発症した人物が多く認められたことも判明しています。糖尿病患者が、この時代にもいたなんて驚かされ、しかも現在判っている最古の人物だったなんて本当に知らなかった!
もっと詳しく知りたければ当院の待合室に置いてあるので是非読んでみてください。
とっても物知りになれること請け合いです。
最後に、せっかくなので世界最古についても記しておきましょう。
世界最古の国は、我が日本国であることをご存知でしたか?
この事実はちょっと調べてみれば本当のことだと直ぐ判るので検索してみてください!
今、隣国と呼ばれる国が歴史、歴史問題などと騒いでいますが、それらの国は第二次世界大戦後に建国され、たかが60数年の歴史の国だと覚えておいてください。三千年とか四千年と「どうだ!」と胸を張っても実際問題、独立国としては数百年で入れ替わり、途切れ途切れで続いた数千年なんですから!

