お正月休みの気分が抜けないなんて不謹慎なことを言ってはなりませぬ。
早速、新年早々から土井歯科クリニックでは歯周外科治療やインプラント埋入手術を行い、いつもどおりの診療をしています。
数日前のことでした。
今年初めての振込みのため普段から行きつけている銀行へ行きました。
その日は、午前中診療を行い、慌ただしく昼食もままならない状態で葬儀に出席したため、銀行に着いた時間が閉店まで30分程の時間になってしまいました。
年明け間もないこともあり、まだ店内は混雑しており、自分の番が来るまでソファーに座ってしばらく待っていると、副支店長がやってまいりました。
副支店長とは年齢が近いこともあり、時間に余裕がある時は、お茶をいただきながら世間話をしたり、愚痴をこぼしたりすることがあり、お互いちょっとした息抜きにもなっている関係です。
恒例の新年のあいさつを交わし、「御時間大丈夫ですか?」と声を掛けられ、いつものように店内のパーテイションの影にある簡単なソファーに座りちょっとだけ話を始めました。
なんか疲れた表情をしていて「忙しそうですが、大丈夫ですか?」と声を掛けると小さな声で「忙しいのはいつものことですが、今日は自分の預金を勝手に引き出されて調べてほしいと言っているお客様がいらしているのです。」と教えてくれました。
本人の思い違いや家族が引き出して伝えるのを忘れたなどの理由が考えられるのですが、スキミングで本当に暗証番号を盗まれて引き出されたなんてこともあるので銀行としては、このような申し出があった場合は徹底的に調べる必要があるそうです。
銀行の取り決めとして警察に来てもらい一緒に立ち会うことで公正をきすとのことでした。
私の振り込み手続きが終了した頃警察も到着し、副支店長は「では、これで失礼します。」と言って去って行きました。
この時、閉店まであと数分となり業務終了のシャッターを下ろす準備を整えている所でもあり、私が銀行から出た時に出入り口を囲むように2台のパトカーが止まっているのが目に入りました。
そして、この異様な光景に気付いた野次馬が「なになに?銀行強盗?」と噂しているのが耳に入り、と同時に、「ちがうよ!そうじゃないんだな~・・真実を知っているのは私だけかもしれない!」と心の中で呟き車の置いてある駐車場へと歩いていきました。
“銀行もたいへんなんだな~”と

