子育て、そして失踪・・・

院長室の窓から目と鼻の先に巣を作った小さなキツツキのコゲラ。
4月の始めに巣作りを確認し、5月のゴールデンウイーク明けにヒナ誕生か?と感じ、その後親鳥が餌を運んでいる姿を見ることで確信。

そうこうするうち、餌を運ぶ回数も増え、いつヒナの姿を見ることが出来るかと期待しておりました。
中旬になると、ヒナも少し成長したようで巣穴から顔を覗かせ、外の様子が気になって仕方が無いといった感じでキョロキョロ落ち着きのない仕草をしていて、私もその様子を観察するのが楽しくて、いつまでも見ていたい衝動を抑えて診療していました。

観察の結果、
どうやらヒナは2羽らしいこと、
ヒナの食事は親鳥が捕獲した虫を直接与えていること、
食事の回数はそれほど多くなく、ツバメの子育ての時のように頻回でないこと、
巣から離れている時間が長く案外放ったらかしにしていること、
ヒナは隠れること無くほとんどの時間、巣から外を覗いていることなどがわかりました。
私からしたら、愛らしく、とてもかわいい仕草を飽きることなく見ることが出来てとても感動的な反面、あまり目立ったことをしていては標的にされてしまうのではないか?
親鳥はそれを注意するわけでも無いし放任し過ぎてるのでは!と心配もしていました。

数日前のことでした。
いつものように朝、ロールスクリーンの隙間から窓の外にある巣を見ると何の気配もありません。
その日は夕方になっても巣穴に気配なし。
その次の日も、その次の日もヒナも親鳥の気配も無く、どうやら突然の失踪のようです。

もしかして、もう巣立ったの!?・・・
そんなはずはないでしょう!
まさかと思いますが、ヘビに襲われた?
カラスにやられてしまったのでしょうか?
特にカラスは意地が悪く、以前もツバメがせっかく苦労して作った巣を壊しているのを目撃したことがあるし、自分よりひと廻り以上体の大きなトビやシラサギを追いかけまわしたりとやりたい放題しているのをしばしば目撃しています。

真相はわかりませんが、また来年も戻ってきて元気に子育てしてくれることを期待しています。
最後に、とってもかわいらしかったヒナの写真を掲載いたします。

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