今回は器械や機材についてのお話です。
一般的にテレビ、冷蔵庫、エアコンなどは一度購入すればかなり長い間使い続けることができると思います。
一方、歯科で使う器械類は損耗が激しく数年も使えれば御の字のものも多々あります。
数百万円以上する器械類は多少無理をして修理しますが、数万円から十数万円の品目で直ぐに診療に差し支える物は、あっさり新品を購入することになってしまいます。
理由として、修理にかなりの日数や代金がかさむこと、修理しても同じ故障が起こりやすいことが挙げられます。
そのため、余裕があれば新品の購入と同時に一応修理しておいてバックアップ用にしたり、新旧同時に併用したりします。
今年になってから、超音波スケーラー、超音波ハンドピース、超音波洗浄機、根管長測定器と次々故障に見舞われ新規に購入しています。
当院では、可能な限り購入品のロットナンバーと購入日時を控えてあるので、履歴を調べれば大抵のことが判ってしまいます。
調べてみると短いもので2年~3年程度で使用不能になるし、長くても10年が限界であることが解っています。
したがって、互換性の問題や使い勝手の関係で何時も同じものを使っているように見えても、かなり短いスパンで入れ替わっているものが多々あるのです。
一般家庭とは違い、医療用なので頻繁に滅菌や消毒されるので過酷な環境に晒されるからでしょう。
もう一方で、世の中ではエコで節約、省エネが推奨されているのに、医療の世界ではほんの僅かでも使えば破棄、多額のコストを掛けて同じ製品を数多く揃えて滅菌を繰り返すなど、時代に逆行するかのような行為をしなければなりません。
ディスポと呼ばれるグローブ、コップ、エプロン等、そして使用頻度の高い消耗部品は毎回交換しなければならないので多くの出費と共に毎日大量の廃棄物が出てしまいます。
今、お店によってはレジ袋が無かったり、自分で袋詰めしたりと節約モードですが、当院でもコップやエプロンなど“自ら用意できるものは持参してください!”なんていうのはどうなんでしょう?

