かぜがふけば!

昔からのことわざに“風が吹けば桶屋が儲かる”という言葉があります。
回りまわって、まったく関係無いような所に影響があるといったことです。

例えば異常気象などは、南米ペルー沖の海水温が高いとか低いなんてことが、日本に冷夏や暖冬をもたらすなんてことは皆さんもご存知でしょう。

これを踏まえて、今回のお話に繋がります。

歯医者さんでは、俗に銀歯と言われる保険で作ることのできる金属が多く使われています。
以前のブログで綴った保険適応金属で、もう何年も逆ザヤになり損ばかり出しているのでいい加減にしてほしいと愚痴ったことがありました。

ところが、ここ2カ月ばかり価格下落で逆ザヤも解消してホッと一息だったのですが、先日突然約10%値上がりしました。
ホッと一息がまた元の状態に戻ってしまったわけですが、この突然の値上がりの原因がフォルクスワーゲンにあるということなのです!

ディーゼルエンジンの排ガス不正の発覚により、全世界で1000万台以上がリコールになると報道されたことで、ディーゼルエンジンに対する不信が広がりガソリンエンジンに回帰するといった憶測が広がっているそうです。
このガソリンエンジンに使われる触媒がパラジウムで、ハイブリッド車も基本積んでいるエンジンはガソリンなので同様になります。

歯科で使われる保険適応金属は、金、銀、パラジウムの3つが主成分なんですが、このパラジウムの需要が高まるとのことで一気に値上がりしてしまったというのが真相のようです。
金に関しては、中国の景気減速で低下気味でしたが、シリア情勢やISの動き、アメリカの利上げの時期などでどうなるか予断を許しません。

歯科治療とはまったく関係無いところで我々も含めて患者さんとして通院している方々にも関係しているのです。
どうです?世界のことが気になり始めたでしょう?

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