健康寿命

今の日本は高齢化が進行し、65歳以上の人口が21%を超え超高齢化社会に突入しています。と同時に、平均寿命は世界のトップクラスになったものの健康寿命が追いついていない状況が生じているようです。

具体的には日本人の男女の平均寿命から10年を引くと健康寿命になるとの調査が出ているとのことです。

したがって、この10年間は寝たきり若しくは要介護の状態で過ごすことを意味します。
このような状態に陥った人たちを支えるために、介護離職を選択せざるを得ない状況等は家族の負担や社会全体の負担が増えることになり、これを解決していくことが課題となりつつあります。

そこで、健康寿命を伸ばすためわれわれ歯科医師にできることとして、如何に多くの歯を残し、そして歯を失った方々によく噛める環境を提供できるかに関わってきます。
歯周病は人が歯を失う最も大きな原因であり、人類史上最大の感染症としてギネスブックに掲載されています。

今までにも綴ってきたように、歯周病はアルツハイマー病、脳血管や心血管の病気、糖尿病、リウマチ、癌、肥満などの原因と関係し健康だけでなく寿命にまで影響を与えます。

このようにこれだけ多くの病気に関わる歯周病に対し、“自分は大丈夫だ”という自己判断や“歯磨きしていれば大丈夫”といった誤った知識が知らず知らずのうちに歯周病を進行させ歯を失う結果へと繋がっていきます。
自覚症状が無くても、定期的に歯科医院に行くこと!そしてかかりつけ歯科医を持つことがさらに大切となります。

ここからがとっても重要なポイントになります。
かかりつけ歯科医がいる人は、いない人と比べて、ずっと長生きだという結果がでています。
かかりつけ歯科医がいる高齢者を3年ごとに3回調査をしたところ、寝たきりになった人がほとんどいなかったこと。要介護になっても進行が比較的ゆっくりだったことがわかったそうです。

このブログでも何度となく綴ってきましたが、みなさん歯科医院を賢く利用しましょう!

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