土井歯科クリニックではインプラント治療を希望する患者さんに対し、必ず既往歴、現病歴、内服薬、血圧そして血液検査のデータを確認しています。
先日糖尿病を持病とする患者さんの血液データを確認した所、少し改善してから埋入手術に臨む方がリスクを少なくできそうなことがわかりました。
簡単な生活指導をするとともに、歯周病治療を優先し少しの間インプラント手術を延期することとしました。
糖尿病は、喫煙と並び歯周病の2大危険因子であり、歯周病は糖尿病の6番目の合併症としても認識されてきています。したがって歯周病と糖尿病はとても関係深いことがわかると思います。しかも、歯を喪失する1番の原因は歯周病であることからインプラント治療にも大いに関わってきます。
糖尿病を持病に持つ人は一生糖尿病から逃れることができないのかというとそのようなこともなく、実は歯周病を治療することで血糖コントロールが改善しインスリンが働きやすい状態にすることが可能であると報告されています。
さらにうれしいことに心筋梗塞や脳梗塞などの予防、ひいては全身の健康にもつながります。
歯周病は、糖尿病同様初期の間は自覚症状も無く、知らず知らずのあいだに進行していきます。歯ぐきの腫れ、出血、口臭などの症状があればかなり進行した歯周病です。
ぜひ、お近くの歯科医院を受診することをお勧めします。

