巨大地震

自分を含め近隣もなんとか難を逃れることができました。

今でも数分置きに余震があるのですっかり慣れっこになってしまったため、まるで釣り船から降りたときのように、常に揺れているような錯覚に陥っています。

次第に地震の惨状が伝わるにつれ被害に遭われた方々のご心痛を察します。

地震の日は、以前のブログに記したように朝からインプラントの埋入手術、歯周病のメインテナンス、歯周外科手術といつもと変わらぬ治療を予定通りこなしました。

そして、午後の診療です。2か月前にインプラント埋入した患者さんの経過、インプラント治療からもう7年も経過した患者さんのメインテナンス、これからインプラント治療を予定している患者さん。診療が終了し、患者さんたちが医院から出ようとしたり、会計を待って待合室に腰を下している時でした。このとき巨大地震が発生しました。

最初はグラグラと始まり「いつもより少し大きな地震だなー」と思い引き戸の所に移動、すると揺れがますます強くなり、引き戸にしがみつきスタッフはどうしてる?と見ると私と同じように窓際の引き戸の周辺に集まり怯えていました。

私は、「窓開けて」といい、ただしがみついて耐えていました。その間も揺れは続きガシャンガシャンという音や、洗浄機の中の水がバシャバシャと跳ね続けていました。スタッフも「いったいいつまで続くの?」と口にだして叫ぶほど長く続いた地震でした。

揺れがおさまるとみんなの無事を確認しなんとか落ち着きを取り戻しました。

しかし、すぐに余震が始まり何度となく外に避難したりしました。どうやらかなり大きな地震が発生したらしいことが判明し、電気も水道もガスもストップしたため医院の中をある程度かたずけスタッフを帰宅させました。

私の医院は自宅兼診療所なので、自宅である2階に行くとそれはそれは凄いことになっていました。よくテレビで大きな地震のあとの映像を見かけますがまったく同じ状況でした。あらゆるものが、割れたり散乱したりなにから手をつけようと途方にくれる状況でした。

とりあえず自分たちが居られるスペースを確保できるとコップ、皿、手指洗浄など歯科用のディスポ材や洗浄機がとても役立つことがわかったのと同時に、電気、水道、ガスすべてストップなのでラジオが頼りにもなりました。

やっぱり緊急時はNHK!とラジオも放送を聞いて情報収集し震源地や災害の状況をある程度知ると、まさにとてつもないことが起きていることがわかりました。

関西の友達からもやっと携帯電話が通じたといっては連絡をくれラジオだけではわからないテレビの映像について解説もしてくれました。今は、ようやく電気が復旧してくれたのでたいへん助かっていますが、水道はまだ断水したままです。

ガスはプロパンガスのため早期に復旧できました。電気と水道がまったく使えない状態が2日ほど続いたのでラジオは大変貴重な情報源でNHK以外の放送局もたくさん視聴してみましたが、とても気に障った放送局がありました。

お正月に駅伝を放送するラジオ局なのですが、聞いているとなんでこんなに不安を煽るような放送をするのか理解できない!パーソナリティーは不安だからこのようなことを言っている、「決して不安を煽ろうとしていません」と言いながら放送していましたがどう考えてもへんな放送でした。

私の妻にも「どう思う?」と聞いてみたら「この女の人の話し方聞いていると、とてもイライラする」といっていました。災害時にはラジオは唯一の情報源です。

決して不安を煽るような放送をしてはならないと思います。放送している人は電気、水道、ガスが無く、どうなるか分からない状態の人たちのことをどう考えているのでしょう?

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