ええ!そうなの?

毎年日本人の平均寿命が公表されています。

女性は世界一の長寿であることはみなさんご存知だと思います。直近のデータでは、男性79.59歳、女性86.44歳だそうです。平均寿命という言葉から想像すると、80歳の男性ならちょうど半分くらいの人が生き残っているだろうと思いがちですが、まだまだ66%の男性が健在なのです。50%以下になるには、あと3年は長く生きなければならないようです。なんとも統計のマジックには驚かされます。

当医院のホームページにインプラント治療の項目がありますが、ここにインプラントはどのくらいもつの?というブリッジや義歯との比較表があります。ここに書かれた統計データも少しマジックが入っているかもしれません。

まだまだマジックは続きます。“コレステロール値が高い人の方が長生きである”という話を聞きます。これにもどうやら“からくり”があるらしく、コレステロール値が低い群は、健康だけどコレステロール値が低い人と病気に罹患したり、病弱のため低値になっている人のデータが含まれているためコレステロール値が低いと死亡率が高く見えるような統計データとなっているらしいということです。

ワクチン接種は特定の病気から身を守るために有効な手段です。ところが副作用の報告が報道されると敬遠されたり中止になってしまいます。けれど副作用と思われた事例の中に有害事象というものが多くあるそうです。
あまり難しい説明は割愛しますが、ワクチン接種との因果関係の無い副作用報告が相当数あっても、一度報道されてしまうとなかなか信頼を取り戻すことが難しいようです。

「確率はゼロではない」というように安全性が高くても副作用を“ゼロ”にすることはできませんが、ワクチンによる疾病予防の方がより重要ではないかということです。

最後に放射線の基準値について。またまた難しい説明は割愛しますが、“年間被ばく量は20ミリシーベルトの範囲内で考えることも可能”と国際機関が指標を示しています。それを踏まえて当初20ミリシーベルト以内としていたら、子供はどうする?と言われて“避難区域外は年間1ミリシーベルト以下の被ばく量にする”となったようです。

100ミリシーベルト以下であればほとんど問題無いという国際機関の報告、自然放射線の高い地域(年間10ミリシーベルト)に住んでいる人たちにもなんら問題を生じていないという調査、長崎、広島での調査等の文章からも「なるほど!」と思える数値で納得できる設定と考えてよいと思うのですが・・・まあ、お役人も上から目線でなくもう少し「サルでもわかる」といった説明をすればいいのにと思います。

「20ミリシーベルトでも十分安全性が確保されていますが、1ミリシーベルトではちょっと厳しいので子供のことも考えて5ミリシーベルトで勘弁して」こんなふうに説明すれば納得してもらえるじゃないかとも感じています。
少し調べてみれば過剰なくらい情報が得られる世の中にもかかわらず、子供がいるからといって子供だけ遠くに避難するのも行き過ぎでしょう?

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