今から4年前、日本糖尿病協会の歯科医師登録医になったのですが、協会や製薬会社主催でちょくちょく講習会が開催されます。歯科医師向けの講習より医師向けの講習の方がとても興味深いとちょっと前のブログに綴りましたが、またまた医師向けの講習に潜入してたいへん興味深い知見を身に着けてしまったので特に気になったところを披露してみます。
今から40年程前、視床下部に時計遺伝子が見つかり、腹時計ならぬカラダのリズムを司る重要な遺伝子で大発見となったそうです。それから20年くらい経ってカラダのあらゆる臓器や組織にも時計遺伝子や時計細胞が見つかったそうです。さらに驚くことに生命の大爆発ともいえるカンブリア紀に誕生した生物でも時計遺伝子を持たない生物はすべて絶滅してしまい、現在地球に生きる生物全てが時計遺伝子を持っているそうな!ほんの10年くらい前には、病気の発症にこの時計遺伝子やら時計細胞が深く関わっていることがわかったそうです。
たとえば心筋梗塞は心臓の時計が狂うことで発症し、肝臓病なら肝臓の時計が狂うことで生じるとまあ、こんな感じらしいのです。だから普段から狂わないよう生活していれば健康で長生きすることも簡単にできるそうです!でも、人間にはたくさんの煩悩があってしょっちゅう狂っている人や、もともと狂っている人もいるのですが、こんな人でもがんばってその臓器や組織のリズムに合った生活をすれば修正できるようです。本当!と思えるようなことですがどんどん突き詰めていくとこんなふうになるようで医学研究の成果は本当に興味が尽きません。
一方歯科では、“これは無いでしょう”みたいなことがファックスやらダイレクトメールで毎日のように届きます。“この歯磨き粉で磨くと歯肉が回復する”魔法の歯磨き粉とか“このサプリを使うとみるみる若返る”みたいな、ちょっといくらなんでもマズイでしょうよ!こんなのも多いんです。最後にこの時計理論から考えると虫歯を治す時には適した時間があるのかしら?歯周外科手術、インプラント手術はとってもうまくいく時間帯がある?
そんな研究してみるのもいい???今回はこんなところでおしまいです、では次回この続きを綴りましょう。

